連続する侵入窃盗事件

大阪でも防犯意識の高まるとともに侵入窃盗事件は減少傾向にありますが、それでも住宅対象侵入窃盗は1日に8件のペースで発生しています。
侵入窃盗のうち約6割が一般住宅を対象としていますから、いつ何時自分の家が狙われるとも限りません。
侵入窃盗事件が連続して発生することもありますから、近くで侵入窃盗事件が発生したならいつも以上に気をつけましょう。
2011年には、同一地域で連続して5件の侵入窃盗事件が発生したこともあります。

逮捕を待たずに自衛に努めましょう

このような連続窃盗事件の犯人は計画的に行っていることが多いため、すぐにつかまらないことが多いのです。
侵入窃盗犯がつかまらない限り、侵入窃盗事件は場所を変え起こる可能性があります。
何十件も侵入窃盗を繰り返した末に捕まることが多く、捕まるまで悠長に待っているわけにはいきません。
次のターゲットにならないためには自衛に努めることが大切です。
自分の家を守るにはどうしたらいいのでしょうか。
空き巣など侵入窃盗犯は、侵入に時間がかかれば諦めます。
侵入に10分以上かかるとほとんどが諦めるといいますから、開錠に10分以上かかるようにすればひとまず安心です。

自分でするか業者に依頼するか

鍵の交換や補助錠の取り付けは自分自身でも行うことができます。
ホームセンターに行けば各種の鍵が販売されていますから、目的の鍵を見つけることは難しくはありません。
しかし、鍵の種類は非常に多いため、自宅に合った鍵を判別することはそれほど簡単なことではありません。
型番が違っていたとしたら、せっかく買ってきた鍵が合わないこともあります。
それに、サッシメーカーなどのオリジナル商品の場合、そもそも合う型番が販売されていないこともあります。
自分ですれば安上がりですが、防犯のことを考えれば専門の業者さんにお願いしたほうが安心です。
それに、業者さんにお願いすれば、鍵だけでなく他の防犯対策も同時に任せることができます。
補助錠や人感センサー、防犯フィルムなど、いろいろな防犯対策がありますから、業者さんと相談しながら自宅に合った防犯対策をしましょう。