日本は人口が減少していると言いますが、大阪では大規模マンションが次々と建設されています。
梅田に39階建てのマンションが建ったかと思えば、千里に651戸の大規模マンションが建つといった具合です。
マンションだけでなく新築一戸建ても増えています。
人が集まるところには、犯罪者も集まってきますから注意が必要です。
新居での暮らしはワクワクするものですが、お宅のセキュリティは大丈夫でしょうか。
うちはオートロックだから大丈夫とほとんど防犯対策を取っていない方がいますが、オートロックは侵入されたが最後犯罪を止められないという側面があります。
新しいマンションや新興住宅地の周辺は、ご近所づきあいなどがまだ行われていないことも多いため犯罪者に狙われやすい傾向があります。
住民同士が顔見知りで仲が良い場合、見知らぬ人が歩いていればすぐにわかります。
もちろん見知らぬ人がすべて悪い人とは限りませんから、知らない人に会ったら丁寧にあいさつしましょう。
悪いことをしようとしている人でも、何人もの人に挨拶をされると見られていることを強く意識します。
見られているとわかっていて空き巣に入ろうという人はそうそういません。
このように犯罪を抑止するには住民が一丸となる必要がありますが、新興住宅地周辺では住民同士がそこまで親しくなっていないところが多いようです。
新築マンションや新興住宅地で空き巣が多いのは、ご近所づきあいの少なさにも原因があります。
しかし、住民同士が仲良くなるにはそれなりの時間が必要です。
ご近所づきあいが始まる前にできることはたくさんあります。
窃盗被害に遭わないためには、家を出る時は施錠を心がけましょう。
たった5分でも無施錠で家を離れれば、窃盗犯のかっこうの餌食になってしまいます。
次に、防犯性能の高いCPマークがついている鍵に取り替えましょう。
防犯性能を高めるには、ワンドア・ツーロックが基本です。
玄関ドアだけでなく、窓にも補助錠をつけることで窃盗犯を寄せ付けない家にすることができます。
どのように設置すれば良いかわからない時は、鍵の専門業者に相談してみましょう。